和魂洋才

~日本の美意識を探して~

文 出口胡蝶

今年も後半に近づき、オリジナルカレンダーの製作時期となり、8月のお盆の時期に一人コツコツと制作いたしまして何とか京都展にも出品する事が出来ました。
今回もどんなテーマにしようかと色々と悩んでいた時に、たまたま和魂洋才という言葉を6月の勉強会で教わり、これだ!と思いました。
「和魂」とは、「大和魂」とも言い日本人固有の精神性の事を示します。
西洋の技術や文化も学び取り入れつつ、和の古来の精神を最も大事にするという意味の言葉です。

そのことを、カレンダーにまとめるためにまず、日本独自の美意識を象徴する漢字6つを選び、その漢字の持つ精神性をそれぞれの違いを出すために、筆を変えて線でイメージ表現をしました。

制作しながら、日本の美意識って一体何か?と問われると答えを持ち合わせていない事に歯がゆさを感じつつ、京都に行った際に何かヒントを見つけて来ようと思い、4日間の間に京都国立博物館で「日中書の名品展」をグループの仲間たちと2回拝観し、同時開催(茶の湯の道具 茶碗)展は時間が無く残念ながら観ることが出来ませんでしたが、美術館の書籍コーナーでタイトル「茶の本」美のカリスマ岡倉天心が世界にアピールした“日本人の本当の美意識”という見出しを見つけ、手掛かりはこの本が教えてくれるのでは!と確信し購入しました。

茶の湯特集
京都国立博物館

因みに、今回の自由書展のテーマも日本人の書における美意識についてだったため現代の書のカリスマ 岡本光平先生のギャラリートークも、インスタグラムで配信され、それこそ世界にアピールするに相応しいお話でした。でも、長くなるので日本の美意識については、また次に掲載したいと思います!

つづく

心に残ったら、蝶にのせて。

気持ちを届ける準備をしています。

お気軽に「よかった」を押してみてください。

この一編を、誰かにも。

書き手のまなざしに、もう少し。

こんな一編も、いかがですか