回教展

先日、東京国立博物館で開催されている「イスラーム王朝とムスリムの世界展」を拝観して来ました。
シルクロードでお馴染みの建造物(モスク)のブルーの世界に想いを馳せて、異国の地に足を踏み入れたような贅沢な時間に酔いしれて来ました。
イスラーム文化や美術のことは、興味がありながらも、殆ど知らない事だらけでしたので、少しだけ調べてみると、イスラーム文化圏だけに留まらず、中国、日本にも長い道のりを通り、身近な存在である書にも影響が及んでいることが分かりました。
「豆知識として」
◆イスラーム王朝は、14代の王朝が交代した歴史がありその中で、オスマン朝が600年間で最長の王朝でした。
◆「ムスリム」とは、イスラム教徒を表わしたアラビア語でアラーの神の教えに帰依する者を意味しています。イスラム教徒は、世界の人口4分の1も占めているそうです。
数学「幾何学文様」
◆ムスリムの世界の美術には、幾何学的な組紐文様、渦巻き植物文様、碑銘などの文字文様の装飾的特徴があり、人間や動物は殆ど描かれることはありません。
千年以上の時を重ねても、ムスリムの宮廷工房の職人たちが製作する文様は、同じ文様で表現され続けて来ており、初期のころに数学の概念を基本とした幾何学文様を誕生させ、左右対称の規則的な文様の(タイル)で建造物の壁面や調度品を埋め尽くし、神の無限性を強調させていると思われます。
次週につづく



