先人たちが残した名筆を、まずは謙虚な姿勢で、主観を入れずにひたすら模写します。 その筆跡から、歴史背景や、書の品格の実体に迫り探求することを大切と考えます。
WORKSページにて掲載中の作品は、売却済のものを除き、全てご購入頂けます。 気に入った作品がありましたら、是非お気軽にお問い合わせ下さい。
お問い合わせはこちら
普通の写経より字粒が大きく、堂々とした書風であるため、「大聖武」と呼ばれています。 聖武天皇が書いたという説と、北魏から渡来してきた写経生が書いたと推測されています。 字形は中国南北朝時代の北魏風の写経体とされ、重厚な筆致で写経の王者とされています。
藤原佐理(944~998)は、平安時代中頃の三跡の一人として、 日本を代表する能書家です。 佐理の二十歳代前半の筆跡とされ、 そのはつらつとした変化と躍動感は見る者を魅了します。