石
石は、山の崖の形と、口から出来ている文字です。
古い信仰で大きな石は神霊が宿るとされていたため、巨石の前で祭祀が行われ、その時の祝詞を入れる器が口の部分とされています。
イギリスにストーンヘンジというサークル型の古代遺跡がありますが、その巨大な石の柱は寸胴の形ではなく中間がやや太く作られています。
人の視覚的に、同じ太さで作るよりも真ん中が太い方が、よりどっしりと太く見える効果があり、ローマ神殿や法隆寺の柱も同じように作られているそうです。
全く同じ考えからかは分かりませんが、漢字の縦画も紡錘型に 真ん中よりやや下の辺りが一番太く膨らんでいて、最後だけすっと抜くというのが、安定感があり良い線と言えます。