和
先日、ご注文で「和敬清寂」”わけいせいじゃく”を揮毫させて頂きました。
あらためて、その意味を自身に多少なりとも刻もうと思い、一字一字を調べてみました。
成り立ちは、禾と口とを組み合わせた形。
禾は軍門に立てる木の標識で 口は神への祝詞を入れる器のため、軍門の前で、戦争をやめ平和を誓うことを「和」といいました。
「敬」は羊の頭をした人、古代の中国で、”いけにえ"となっていた姜人という種族を表した形から生まれた漢字です。
「和敬」は心を穏やかにして慎み、相手を敬うこと。
茶道で重んじる精神の一つで、千利休が説いた精神論を、後の時代に「和敬清寂」という4文字でまとめられたという説があります。
書き手のまなざしに、もう少し。