正倉院文様

文 出口胡蝶

正倉院模様

イスラム天文学は、15世紀には1年が365日周期だということをほぼ正確に計算した最も優れた天文学で、シルクロードの民として天文の知識が無いと砂漠や海の大航路を渡る事は出来ないため天文学が発展したと言われています。
そして、イスラムの占星術も今でも星占いとして受け継がれています。シンドバットの冒険の物語なども船乗りたちの自慢話が基になって作られたと言われています。

正倉院模様

曼荼羅に戻りますが、そう思って見ると、シルクロードは別名「文様の道」でもあり、東の終着点と言われる日本の正倉院に伝わる文様も、葡萄の文様や唐草文様が多く見られ、それはペルシャ文様を意味します。
ペルシャから運ばれたであろうガラスの器も未だに正倉院で昔と同じ輝きを放っています。
そして気がついたことは、正倉院文様は、曼荼羅そのものでは?ということです。
羚羊や、鳥(鳳凰)、神獣、なども様々な動物も織られていて日本に到達するまでに通過して来た国々の文様が入っているため、曼荼羅と正倉院文様は、基は同じなのではないかな、という事が今回分かりました。
これから身近にあるファブリック文様や、着物、帯、スカーフ、タイル、壁紙など注目して観てみると楽しいですね。

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