素

文 出口胡蝶

白い糸を染め汁に入れる時に束ねられた結び目の部分が白く残り、その部分を「素」と呼びました。
「書」でいう素心(素朴)の書とは、自分の中の染まっていない白(素)の部分を探してただの棒を引く感覚で書いてみる。
素の線で書いた文字は、嫌味がなくいつも一緒に居たくなる字となります。

素人「しろうと」白
玄人「くろうと」黒

心に残ったら、蝶にのせて。

気持ちを届ける準備をしています。

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糸と、暮らしの言葉をたどる

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