扇子3

文 出口胡蝶

「扇」おうぎの漢字は、会意文字と言って、違う意味の漢字が組み合わさって新たな意味の漢字が出来た文字を言います。
扇の場合は「戸」と「羽」で構成されていることから、戸や羽のようにバタバタと揺れ、風を起こすことから扇ぐの意味になりました。
最近の夏に感じることは、若い人が扇子を持っている光景はあまり見なくなり、首から扇風機を下げ、手にはスマホを持っているというのが今風になっていますね。
そういう私も、北海道育ちのせいか、扇子はあまり使う習慣はありませんが、夏に扇子を持っている人の姿は、情緒がありどんな時代でも途絶えて欲しくないなぁと思います。
ちなみに、京都に行くと、扇子のお店があちこちに在り、日本らしさを感じる要因だったのだなと思いました。

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