扇子2
扇子はその後、中国を経由してヨーロッパに伝わって行きました。
マリーアントワネットでイメージできますが、貴族の間でも装飾品として豪華な扇子を、舞踏会などで持ち、会話を楽しんでいる光景を思い浮かべます。
日本の扇子のような和紙と竹で出来たものとは違って、レース刺繍や羽などのゴージャスな素材で出来ていました。
涼を生む道具ではなく、豪華な装飾で身分を見せつけるというような意味があったようです。
シンデレラが、ガラスの靴を脱ぎ落として、王子様が靴を持って町中を探すという童話のように、ヨーロッパの貴族たちの間でも、扇子をわざと落とし王子様に探させるという恋愛戦術があったそうです。
これは私の想像になりますが、扇子に貴族の紋章などの刺繍がされていて、結婚相手に相応しいかどうかの手掛かりとなったのかも知れないと思いました。
書き手のまなざしに、もう少し。